クリーニング所の構造設備基準の概要

1. 洗い場の床は、コンクリート、タイルなどの不浸透性材料を使用し、適当な勾配と排水口を設ける
2. 側壁は床から1mくらいまで不浸透性材料を使用する

1. 未洗濯物と洗濯済み、仕上げ済みを明確に区分した格納容器を適当数揃える(運搬容器も同じ区分)。
2. 厚生労働省施行規則第1条*で指定する洗濯物を取り扱う場合、他の洗濯物と区分する。

1.  業務用の機械として、洗濯機及び脱水機をそれぞれ少なくとも1台は備える。(脱水機能を有する洗濯機の場合は脱水機を備えなくてもよい)

1.  所内は十分な採光・照明・換気を確保する。

ドライ設備

1.  溶剤の貯蔵場所はコンクリート、タイル等の不浸透性材料、直射日光及び雨水防止構造とする。必要な場合には、施設・場所の周囲に溶剤が広がらないように防液提、側溝、ためます等を設置すること。
2. 貯蔵タンクは密閉できる耐溶剤性の金属製又は合成樹脂性容器を使用する。
3. 廃液処理装置を設置する。
4. 溶剤蒸気の排出抑制できる構造・装置を設置する。
5. 局所排気装置などの換気設備を適正な位置に設ける。
6. 蒸留残渣物などは、上記に準じた保管場所・容器に収納する。

1.  仕上げ品と未洗濯物が混ざらないように区分する。
2. 食品の販売又は調理等を行う営業施設その他相互に汚染のおそれのある営業施設と併設する場合、境界に壁・板その他適当な材料により隔壁を設ける。